News
- 2024.3.25
- 2024 富岡八幡宮では初めてとなる深川ウッドフェスを開催しました。
旧木場DESIGN
について
「木」のある暮らしを世の中に伝えたい。
私たちは「木の街」深川・木場が持つ
文化の継承と発展に尽力します。
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旧木場の誕生
江戸の材木商の歴史は日本橋・八丁堀周辺にはじまり、その後、江戸の大火を機に移転。開かれた水路を生かし、元禄16年(1703年)、隅田川河口に「木場深川町」が誕生しました。そこは立地の良さもあり、全国各地から物資や人、情報が集まる場となりました。私たちは、この「深川 旧木場」から情報を発信します。
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主な活動
江戸の粋に通じ、伝統的な技術や経験、そして情報に基づく魅力付けで生活を豊かにする素材や技術を提供している旧木場DESIGNは、義理・人情に厚い下町気質の企業のメンバー(旧木場プロジェクト)からなる集合体です。
私たちは、「木」をテーマにしたライフスタイルの提案をコンセプトに、町おこしのイベントや、商品の開発・販売、「木」に関わるSDGsに則った思想の追求など、旧木場DESIGNだからこそ考え、そして実行できる活動を行っています。
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「木」の可能性を広げ、
伝承する軽量で加工しやすい木材は大昔から私たちのくらしを支えてくれています。
様々な環境問題が叫ばれ、社会の営みと環境の調和が崩れているこの地球上で、日々取り扱っている「木」という貴重な存在をどれだけ活かせているのだろう?そう私たちは日々自問自答しています。
他の素材や材料に比べて、軽くて加工や運搬もしやすいというハード面だけでなく、ただそこにあるだけで私たちの心を癒してくれる「木」。人々の心やくらしが内面から豊かになってゆけば、よりポジティブな未来が開けて来るのではないか。
旧木場DESIGNでは、そうした「木」の可能性を探り、広め、伝承することを目的として活動を行っています。
旧木場デザインのロゴ
「木」の断面、そして「水場」をイメージ。
また文字も一文字ずつ直線やラウンドなどで
「木」を感じられるものに。
さらに「旧」や「場」、「D」の文字など、
かつての貯木場を感じさせるデザインとしました。
プロジェクトチームについて
「木」に係る伝統的な技術や
経験を活かして
人々の生活を豊かにしてゆきたい。
それが私たちの活動力の源です。
青木 慶一郎
1990年3月立教大学経済学部卒業。1992年4月株式会社丸𠮷入社。2006年10月JKホールディングス株式会社取締役に就任。2010年10月当社専務取締役就任。2013年4月当社取締役副社長就任 。2014年4月当社代表取締役社長就任 。
井関 寛
地元工務店で3年間木造建築を学び、1994年株式会社もくもくサンワに入社。
2代目井関和郎のもとで木を学び、2017年3代目代表取締役に就任。積極的に設備投資をして、木材加工に力を入れている。
一條 達雄
カナダでの現地修行後、一條木材に入社。1996年に三代目代表取締役就任。木のもつ素晴らしさをより多くの方々にお伝えし、木で社会に恩返ししたいという想いから、木育活動を開始。端材を活用した木育イベントの開催や小学校への端材提供、建築学校の支援などを行う。
馬田 勝之
2005年に代表取締役就任。「木」にやさしい木材乾燥機の開発や「木」の可能性を高める機械の導入。木×デザインを体現する「Kiclus」ブランドを立ち上げショールーム・オンラインショップを展開中。旧木場プロジェクトでは初代会長として立ち上げから参画。
大西 譲二
1992年に野原産業に入社。営業職や新規事業の企画部門を経て2019年に野原住環境の代表取締役に就任。2020年に旧木場プロジェクトの発足メンバーとして参画。
勅使川原 敦
1990年、某建材メーカー入社、営業職を12年経験。2002年、細田木材工業株式会社入社。木材人工乾燥を専門職として携わる。2009年、取締役統括部長に就任。2013年、生産工場の取りまとめ役として、現在もものづくりの現場をみている。2019年より、旧木場プロジェクトに参画。
長谷川 泰治
大手総合電機メーカー勤務を経て2009年に株式会社長谷川萬治商店に入社。
2015年に木製品が身近にある楽しく豊かなライフスタイルをもっと広げていくため、木質空間や木製品を創出するブランド「もくラボ®」を設立。創業100年の材木屋として技術・ノウハウ・ネットワークを使い、ワンストップでより良い「木のある暮らし」を提案している。旧木場プロジェクトでは副会長を務める。
向殿 長敏
木造住宅メーカーで注文住宅の営業設計に携わった後、2004年に秋川木材へ入社。2009年より代表取締役に就任。木材の利用をより身近に感じていただくために、木のおもちゃや小物のオンライン販売を開始。
趣味は絵を描くこととお酒。
1610年の創業以来、数多くの建築物を手掛ける。棟梁精神を現代に受け継ぎ、耐火集成材燃エンウッドの開発などを通じて、中高層木造建築の拡大と共に森林資源と持続可能な経済の好循環「森林グランドサイクル」を推進。
プロジェクトの紹介
旧木場DESIGNが企画・運営する
プロジェクトのご紹介をいたします。
旧木場DESIGN認定商品の販売
【旧木場DESIGN認定商品とは】
木材の加工品、「木」の良さが全面に感じられるものであることを前提として、以下の基準に則ったものを旧木場DESIGNとして認定し、商品化をしております。
1.木材の価値観を高めるものである
2.ストーリー性があるもの
3.デザインコンセプトが明確なもの
4.安全性・エシカルを意識したもの
The 深川WOOD FESの開催
【The 深川WOOD FESとは】
木と触れ合うイベント「The 深川WOOD FES」。
このイベントは、「木と暮らす、木を楽しむ」をテーマに、「木の町深川」の町おこしの観点から、旧木場プロジェクトが企画・運営を行ったイベントです。
木工や木のおもちゃ作りなど、木育を意識したワークショップや、木の迷路、木のジャングルジムなど木の大型遊具体験など、イベントを通して、多くの方々に木と触れ合っていただき、楽しんでもらうことを目的に開催いたしました。
旧木場DESIGN マイスター
STUDIOの実施・運営
【活動内容】
- ●旧木場DESIGN マイスターSTUDIO(定期的な勉強会)の実施・運営
- ●各社 加工機の実演・講習や活躍デザイナーを囲んでの座学など
旧木場DESIGN認定商品の紹介
旧木場DESIGNとして認定された商品を
ご紹介いたします。
ウォールナット 無垢の一枚板
耳付きテーブル
節(ふし)板から無節のテーブルに。片脚に見えるデザインはリビングの広さをそのままに感じることができ「宙に浮いているような」デザイン。
頑丈なアイアン脚とティッシュケースをよけたアクリルL字型脚をガイドにはめるだけで固定、足元スッキリ&安定感も両立しています。
踏み台+行燈+コーヒーテーブル
普段はコーヒーテーブルとして。夜は明かりを点けて行燈として癒しの時間に。ちょっと高い作業をするときは踏み台として。
アイアン・ウッドテーブル
天板は国産杉の圧密材、引出しは面材を多摩産桧材、箱をシナ合板、フレームはスチールとし、機能性を兼ね備えた無駄のないスッキリとしたデザインのテーブルです。